癒しのコツ~茶と骨~

2009年 3/14 新時代

前回紹介したセーラー服オジサンこと安穂野香さん。

僕自身彼女(彼?)の存在があまりに強く脳裏に焼きついてしまった為に 詳しく調べずにはいられないくなってしまいました。

ちょっと調べてみました所・・・HPのプロフィールだけでも頭がパンクしそうだでした。軽々しく「宇宙が生まれたよ」などという言葉を使う辺りは自らの芸術活動に対しての相当な自信と覚悟を窺い知ることが出来ます。

芸術活動というものは人それぞれの個性の問題でもあり、 セーラー服を着て活動するということが真に本人の望むスタンスであれば それについてはボクからどうこう言うべきではないでしょう。

さて、実はこの方インディーズからアルバムを出しておりまして・・・問題なのはレコード会社からのアルバムイントロダクションです。

1STアルバム「安穂野香」
(以下は安穂野香さんのMYSPACEより引用)

・活動30年の集大成ともいえるファーストアルバム。
・数々の名曲がちりばめられており、まるで宝石箱のような輝きを放つマスターピース(傑作)。
・一度聴いたら死ぬまで忘れることができない珠玉のメロディ、天使のやうな純粋無垢な歌声。
・そしてカセットテープ録音が持つ独特のノスタルジィサウンド。
・プログレッシブな魅力に満ち満ちたこのアルバムはあなたの心の一枚になるだろう。

ここまででも改善すべき点だらけです。

しかし更に凄いのはここからです。目を疑うかのような衝撃の一言が!

「アルバムのジャケットには心霊写真を採用しています」

お金を出して心霊写真を買えとは・・・前代未聞です。購入した方の身に何かあった場合どう責任を取るつもりなのでしょう。
(不吉なので画像の転載は自重させていただきました)

もはや「意外性」や「斬新」などという言葉でこの衝撃を言い表すことは出来ません。これはもう「新時代」です。

試しにHP等で音源を聞いてみると・・・なんだか暖かい気持ちになります。クオリティもそれなりにしっかりしています。

正統派の路線を最後まで貫けば今話題の「吾亦紅」「愛のままで」などのアラ還旋風に乗れる可能性もゼロではなかったのでしょうが・・・

アルバムのジャケットに心霊写真を使われては手の施しようがありません。

ちなみにあのセーラー服。一見するとテレビの演出では?と勘ぐってしまう事もあるのですが大間違い。

昔から地元でセーラー服おじさんとして有名だったとのこと。

あの方は自ら望んでセーラー服を着ているのです。(セーラー服での活動の理由はHP等のプロフィールをご覧ください。)

まあポジティブに考えるのであれば、「セーラー服の原点は海軍の制服にある」よって「あの方は軍人の精神を尊ぶ故に戦闘服を愛用している」と結び付けて解釈することができますが・・・

安穂野香さんがあらゆるメディアで弁解しようのない程キュートなポージングをバシバシ披露しているので世間では多少穿った見方をされてしまうのは避けられないことかもしれません。

MYSPACEに登録している方なので、どなたでも自由に曲を聴くことが出来ます。よろしければ試聴してみてはいかがでしょうか。

聴いていただければわかるとおり、曲がそれなりにちゃんとしているものだけに少々残念です。

だからといって、この方のコンサートに何千人も集まり、安穂野香さんが登場した途端に「キャー(歓喜)!!」と歓声が上がる光景をテレビで目にしたときは、ボクはテレビの前で膝から崩れ落ちそうになったものですが・・・

でもピカソやモーツアルトなども真に評価されたのは没後ですからね。 今しばらく安穂野香の今後を暖かく見守っていこうと思います。

茶番の窓その2