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その二十三、静岡お茶屋紀行~玉露の里~

静岡県藤枝市岡部町新舟1214-3「玉露の里」

静岡でも有名なお茶の聖地。玉露の里。静岡のバイパスを走っていれば玉露の里の看板も目に付いたりして来ると思うので、名前くらいなら知っている方も居ると思います。

周りを見渡せば藤枝市岡部の朝比奈の茶畑が広がっています。朝比奈地域は、京都の宇治、福岡の八女と並ぶ「玉露」の三大産地のひとつ。有名場所です。

玉露の里の名前の通り、ここでは玉露の極上の一杯を味わうことが出来ます。敷地構成は、玉露の里道の駅、茶の華亭、昆虫館。そして朝比奈川を挟んでの日本庭園に面した瓢月亭の形になっています。

道の駅側では抹茶ソフトや「茶の華亭」で茶そばや地元素材を取り入れた丁寧に作り込まれた和食を頂くことが出来ます。物産館では玉露をはじめ地酒等、新鮮な農産物の地元産品を販売しています。

営業時間は午前11時から午後2時半までです。来られるときは営業時間に気を付けるようにしましょう。

そして何故か昆虫館。同じ側にあるとはいえ、やはり食事どころとは出来る限り距離を取っている辺りは気遣いを窺い知ることが出来ます。ちなみに中を見るのは有料です。昆虫に興味があるという方は行ってみてもいいでしょう。

茶の華亭で食事を済ませる前に昆虫館行くのか、それとも後に行くのかはご自身の判断にお任せします。小学生に人気の場所です。スマホや携帯ゲームが普及していなければもっと人気だったでしょうね。これも時代の流れか。

さて、道路と朝比奈川を渡って対岸に行くとします。

自然に囲まれた玉露の里には、四季折々の茶花が楽しめる茶花園や、朝比奈地区で採れた茶葉を使った本格的な玉露や抹茶が気軽に味わえる茶室「瓢月亭(ひょうげつてい)」があるのです。

素晴らしい眺めだ。

本当にここは静岡なのだろうか。

まるで古都に居るかのようにする感じる美しい庭園。名前を知っていはいても静岡にこんな場所があったとは・・・住んでいる方さえ実際にここを訪れた方は多くないと思います。

美しい日本庭園だ。

見えてきました瓢月亭。瓢月亭には、腰掛席や大広間、本格的な茶室などがあり、お茶の作法を知らない人でも、正座が苦手な人でも気軽にお茶を楽しむことができます。

ここは有料になります。近くの売店で茶室入館券を購入します。

こちら側でも買える抹茶ソフト。

美味い。

仕事を辞めてここで働くのもいいかもしれないな。余生は山の奥の小さな住まいで静かに茶を啜って過ごしたものだ。焼き物なんかしながらね。

茶室に入って玉露と抹茶を頂きます。落ち着いた雰囲気の中でまろやかな旨みと特有の香りの最高級の玉露を創作和菓子とともに味わうことが出来ます。

ボクはここの玉露以上に美味い一杯に静岡で会った事はありません。値段はそれなりにしますけれどね。そしてこの玉露はちゃんと茶葉も売っています。淹れ方、温度、浸出時間等細かく教えてくれるマニュアルまであるので、この味は自宅でも再現可能なのです。

普段はそれほど混んではいませんが、GW中などは物凄い事になります。特に多いのが外国人の団体。ここまでバス線が通っているだけあって、観光ツアーのスポットになっているのでしょうか、擦れ違う方のほとんどが外国語を話しています。

結構山奥の深い所まで入って行きました。日々の喧騒を忘れ、穏やかな時を過ごす癒しと日本茶を巡る旅。先は長い。まだまだ続く。

窓の風景その23