癒しのコツ~茶と骨~
骨 茶道のコツ
骨 続・茶道のコツ
骨 続々・茶道のコツ

その四十四、静岡お茶屋紀行~「古民家カフェかつやま」「天空のつちや農園」~

静岡県静岡市葵区水見色1290
古民家カフェかつ山

山道を車で上り続けると、特徴的な傾斜の静岡茶畑が広がってきます。

茶畑ドックラン。犬は嗅覚が良いから、茶の香りもきっと人間の数百倍は楽しめるのでしょう。

とても雰囲気の良い古民家カフェです。入るとすぐ右側に販売店があり、そこで茶葉を購入したりカフェメニューを注文することが出来ます。そして奥の古民家カフェのイートインスペースに行って頂くという流れになります。

店内写真撮影OKでした。美しく並べられた茶葉です。ここは茶栽培から製茶までしている「かつやま製茶」運営なので茶葉の質は保証されています。

メニューのお茶とお茶菓子セット一覧。どれも頼んでみたい。他にもジャムやパンなどいろいろ豊富なメニューがあります。ランチなどは事前に予約が必要です。

美味しそうな茶葉を購入し、カフェメニューは「極上やぶきた」と「ぜんざい」を頼むことにします。注文後古民家カフェのイートインスペースに向かい、案内された席に座り注文した品が届くのを待ちます。

なんという心落ち着く癒しの空間でしょう。部屋は大部屋から小部屋まであります。

届きました。極上やぶきたとぜんざいのセット。

三煎めまでは通常の飲み方で頂き、四煎めは玄米を加えて玄米茶として楽しむことが出来ます。

ヒーターでもエアコンでもなく、ストーブや火鉢で暖をとる辺りは懐かしい気持ちになりました。

外の縁側でくつろぐこともできます。つい先ほどまで、大家族と犬が楽しそうに過ごしていました。リピーターが多いようです。親しい人達と通い詰めたい気持ちは良く分かります。

良い茶葉も購入できお腹も懐も満足です。今日は、このままつちや農園にいくとします

標高600Mにあるといわれている天空のつちや農園。車で一時間近く狭く曲がりうねった山道を登り続けるのは本当に怖い。

最初は日本茶カフェ巡りから始め、今ボクは標高600Mの山間にいます。もう山頂付近。一方は眼下に広がる傾斜の茶畑。

もう一方の視界には舗装されていないむき出しの山肌。

標高600Mにある美しく広がる茶畑は美しい。空気が冷たく澄んでいます。

静岡県榛原郡 川根本町水川972
つちや農園

こんにちは。
(凄い表彰の数々)

ようこそいらっしゃいました。始めまして、業者の方ですか?

いいえ違います。
(直接茶農家に茶葉を購入に訪ねてくるのは業者くらいのものなんでしょう)

今日はうちの若い方々は静岡のお茶のイベントに行っていて居ないのです。お茶をよろしければどうぞ。

有難うございます。うん、やはり川根茶は美味い。

いろいろ話をさせていただきました。

今静岡の茶が危機にあると聞いたのですが、実際のところはどうなのでしょう。

リーフの茶が飲まれなくなってきて、単価がどんどん下がっているから、茶農家がやる気を失くしているんだ。大型化して量を増やさないと採算が合わない。しかし大型化すると鹿児島に負ける。つまるところ牧之原は大型化にするか農園を放棄してしまうかどちらかになっています。農家も採算が合わなければ辞めてしまうんだ。昔は良いお茶は農協で売れたんですけれど、今は大口でしか買い取ってくれないから量を増やすしかないんです。

豊好園や松島園のように作った端からどんどん売れていくような茶農家もあれば、採算も合わずに辞めていく農家もあるみたいですね。なんだか茶農園も二極化していくようにおもいます。

そうかもしれないね。それに、今軽く出されるようなお茶に良いお茶はないと思う。

もうこのままいくと市場には良いお茶が流通しなくなりつつあるという話は聞きました。良いお茶は量も少なくなってしまっているから、出回ることも無くなりつつあると。

手摘みでとれるお茶の量なんてたかが知れている。しかし、旨味が違うんだ。それに茶は植えてから早くて2年。普通は3年以上かけて栽培するものなんだ。

3年以上!?そんなにかかるものなんですか!そんな貴重な茶葉。ここで買う事って出来るのですか?

どうぞ、ありますよ。

凄い!この川根茶買わせてください!

よろしければこちらをひとつ差し上げましょう。とても珍しい貴重な茶葉です。

骨雄は市場に出回ることのない茶葉の中でも更に貴重な茶葉を手に入れた!

今日は若い衆が町のイベントで出払っていますが、普段はおりますので、よろしければまたお越しください。それとよろしければ森田茶農園にも行ってみると良いですよ。ここもとても熱心にお茶の普及活動をされています。

骨雄は「森内茶農園」の情報を手に入れた!

ありがとうございました。また来ます!

普段は若い方々がいるようですが、今回は静岡のイベントに行っているようで代わりにご年配の方々が丁寧に接してくれました。初対面のボクに対してもとても物腰柔らかく丁寧に接してくれました。貴重な茶葉まで頂けて感動です。美味しいお茶を作る人に悪人はいません。

地上の日本茶カフェ巡りから、天空の茶農園へ辿りついたボク。「伝説のおろち」が住まう天空に辿り着いたというと、ロールプレイングゲームで言うならこれからクライマックスに差し掛かる局面になるのでしょうか。今の自分は冒険の旅でいう一体どのあたりに居るのだろう?静岡茶を巡る癒しの旅は続く。

窓の風景その46