癒しのコツ~茶と骨~
骨 茶道のコツ
骨 続・茶道のコツ
骨 続々・茶道のコツ

その五十八、冒険の旅~Tokyo sake department~です

どうすれば、静岡茶は広まるのだろう。
(過去に記事を見直してみるボク)

松島園の川崎ボトル。これは美味しかった。高柳製茶の牧之原の雫茶これもおいしかったな。凄い旨味で、まるで濃厚な出汁のように感じた。

茶番にも書いてあるのですが、ボクは日本酒が好きです。そして旨味とは日本酒と相性が良い。
(ティーヤさんにLINEを送るボク)

ティーヤさんとは、東京の銀座にある日本酒バー
TOKYO SAKE DEPARTMENTのオーナーであり東京日本酒部の部長でもある。
酒蔵さん酒屋さんと協業で「蔵人体験」「杜氏体験」「お酒の学校」など様々なイベントの企画を運営する。
利き酒師、日本酒学講師、酒匠の資格ホルダー。
NHKテレビ「首都圏情報ネタドリ!」にも出演。
関東の日本酒をこよなく愛している。

ティーヤさん、高級ボトルティーと日本酒のマリアージュって成立すると思いますか?
(ちなみにボクは利き酒師ホルダー)

面白そうだね、可能性はあると思う。

店にボトル持っていきますんで、手伝ってもらえませんか?

いいですよ。

東京都中央区銀座5-5-11塚本不動産ビルB1
TOKYO SAKE DEPARTMENT

東京及び関東エリアに特化した品ぞろえの日本酒BARです。 東京日本酒部 部長のティーヤがカウンターに立ちます。日本酒専門、関東以外の物は基本的に扱わない、他のアルコールもソフトドリンクも無し。とにかく、関東の日本酒の美味しさ、魅力を1人でも多くの方にお届けしたいのです。
限られたエリアでも、日本酒のキャラクターは千差万別。これが今の日本酒の面白さ。フレッシュでフルーティーな生酒。白ワインの様に爽やかな酸味のお酒。シャンパン製法で作られた特別なawa酒。40年もの長期にわたり熟成させた大古酒など。香味はもちろんその色合いも含め「これが日本酒!?」とちょっとした驚きもご提供できることでしょう。

値段がとんでもないことになっている!?
(値段を見て唖然とするティーヤさん)

「香駿」「息吹」「白葉ほん山」合計するとヤバイ値段です。息吹はサンプルを無料で手に入れることが出来ました。

日本茶に高い金を幾らでも出すという人をボクは知りません。しかし、日本酒や美味しい料理になら幾らでも出すという人はいます。この高級ボトルティーはまるで出汁のような旨味の塊なんです。これは日本酒と合う可能性があると感じました。

ボトルティーを全てワイングラスに注いでいく。

イメージ通りなら日本酒と合うはず。

ここTOKYO SAKE DEPARTMENTで史上稀に見る飲み物と飲み物のマリアージュが試されようとしている。

日本酒のようにボトルティーを分析するティーヤさんとボク。

これは、まるで干し草のような香りだ、これはどこかトウモロコシのような・・・これはタンニンが強めだな。

うわっ、凄い香りがたってる。

色が綺麗。

おお、凄い濃厚だ!

これは美味い!

どうですか、ティーヤさん、可能性は感じますか。

骨雄さんが言っていた出汁のようだという意味が分かってきました。まずは木戸泉かな・・・さっそく合わせてみようか。

う~ん、合わない。
(いろいろ試すティーヤさん)

・・・。

そしてついに・・・

うん!

おお、これは!合う!

「白葉ほん山」
「日本酒~古今~」

「白葉ほん山」
「日本酒~いずみばし生もと仕込み~」の2通りのマリアージュが見つかった!

息吹は生酒系統と合わせてみたいな・・・でももうグラスに注いで時間が経ってしまって温度も変わってしまった。息吹はもっといろいろ試してみたい。

ついに息吹は途中でサンプルが無くなった。

「息吹」と「白葉ほん山」これはいろいろ可能性がありそう。とりあえず今のところ古酒ばかりになってしまったけど・・・これを合わせてみるか・・・いや止めとこう。

何故です?

これはSENという日本酒です。合うかもしれないのですが入手難易度がとても高いんです。例え合わせることが出来ても手に入らない日本酒ではどうしようもありません。

なるほど。香駿と牧之原雫茶、これはどうでしょう。

この二つはもっと旨味の強い系統の日本酒にあうかもしれない。探せば可能性はあると思う。さて、このボトルの残りどうします、もって帰りますか?もしいらないなら、お客さんに無料で振舞ってもいいですが。みんなきっと面白がります。

さすがにちょっと濃過ぎて飲みきれない。わかりました、お客さんに振舞ってあげてください。ただ少しでも情報が欲しいんです。出来れば飲んだ感想をもらえればと嬉しいと思います。

なるほど、では無料で飲む代わりに感想を言う、ということでいきましょう。

お願いします。

お客様がやってきた。

骨雄は無関係を装ってカウンターの角に座って夏酒を飲んでいる。

ティーヤさんは、いろいろ理由を説明して無料でボトルティーの残りをお客様に振舞った。

お客様は高級ボトルティーを飲んだ。感想を言った。

骨雄は感想をメモった!
感想をメモった!
感想をメモった!
感想をメモった!

ボトルティーがなくなった。

ありがとうございます。おかげで貴重な体験と情報が手に入りました。

森内茶農園が言っていた、日本茶とチーズは合う、と。日本酒とチーズが合うというのは定石だから、日本酒と日本茶とチーズで三つ巴のマリアージュセットが出来るかもしれない。日本酒とボトルティーと料理の3つ全てが噛み合う最高の組み合わせは、可能性を感じる。日本酒は一合瓶、高級ボトルティーはサンプル小瓶、その二つに合うチーズなどで3つ1セット販売というやり方にすれば価格はある程度抑えられそうだ。

山香荘茶園やこやぶ園も言っていたが日本茶も日本酒と同じように毎年同じものは出来ないので、収穫の度に、精度の高い味覚と幅広い酒の知識を持ったティーヤさんのような方に最高のマリアージュの組み合わせを作っもらう必要があるな。単にマリアージュをするだけでは駄目だ。入手難易度が高い日本酒と合ったとしても販売は出来ない。

そういえばかつやま製茶が言っていた。日本茶はその茶畑の水で淹れるのが一番うまいと。ならば組み合わせも出来る限りそれに近づけた方が良い。東海の日本茶とは東海の日本酒。関東の日本茶ならば関東の日本酒で合わせる。

そういえば静岡の日本酒に詳しい人がいたな、連絡を取ってみよう。出来れば今度は、多方面からより多くの職人に集まってもらって、多角的に検証したい。この件はひとまず持ち帰りだ。

茶農家は煎茶を売りたい。しかし、煎茶を売るのに急須にこだわる必要はないはず。ボトルティー化して茶農家が利益を得られる値段にして販売すればよい。ボトルティーは高いが、急須を使用すれば温度や茶葉の量、抽出時間の調整などで限りなく近い味を自宅で低価格で出す事が出来る、という方面から急須を普及させることは出来るかもしれない。

これは水割りやお茶のロックとかもありかもね。サンプル瓶サイズでいろいろラインナップを作ってブレンドするというのも面白いかもしれない。

例えば瓶の包装をもっときれいにして色でグラディエーションを分けてというのもありです、この木戸泉の古酒みたいにするとか。あと、カクテルなんかも可能性がある。

日本酒と高級ボトルティーという稀に見る飲み物と飲み物のマリアージュは実現した。まだまだ広がりはある。他県と比べて静岡の茶は多品種ある。ボトルティーにするならばラインナップとして他県の追随は許さないだろう。次は各界の職人にも集まってもらえらえるように呼び掛けてみよう。煎茶の需要を上げることが出来れば・・・静岡茶の可能性を信じて旅は続く。

窓の風景その60