癒しのコツ~茶と骨~
骨 茶道のコツ
骨 続・茶道のコツ
骨 続々・茶道のコツ

その五十九、冒険の旅~山茶寛~です

静岡県静岡市葵区足久保口組2082-2
足久保ティーワークス山茶寛

足久保のお茶が美味しい理由。
安倍川は駿河湾から吹き込む海風や 安倍奥からの陸風の吹き抜け道として温和な気候を作り 新鮮な空気の流れを生み出す
その安倍川の支流 足久保川に沿って広がる足久保は 日照時間が短く 朝夕の温度差が年平均で11.5度あり お茶栽培には最適な 夏涼しく冬暖かい山間気候となっている
春 うぐいすが鳴き 桜が開花する頃
足久保の茶畑のある山々は 新芽の黄緑色の茶葉で輝く
そして八十八夜の頃 一番茶の最良の摘み取り時期を迎える

グリーンエイトの北條さんに紹介していただいた足久保ティーワークス山茶寛。若い方々が茶栽培に頑張っているという場にようやく行くことが出来ました。農林水産大臣賞を受賞している確かな腕を持つ茶農家兼小売兼カフェ。お洒落な佇まいです。

目の前には壮大な茶畑が広がっていて空気がおいしいです。

足久保ティーワークス山茶寛メニューは冷たいフローズンから温かいラテ、そしてジェラートまであります。値段もかなり安い。

冷たい煎茶フローズンと温かい煎茶ラテを二つ注文しました。両方とも美味い。材料が良いからなのか冷たいのと温かいのを交互に飲んでいけば無限に飲み続けられます。

茶葉も売っています。浅蒸し茶 手摘み 峰の香 80g貴重な手摘み茶これは絶対買いです。 浅蒸し茶 薫風 100gが人気NO1とのこと。を購入

ほうじ茶ジェラートも購入。注文する度に店員の方が丁寧に作ってくれる。

いろいろお話をさせていただきました。

ここ足久保は静岡茶の発祥の地です。売っているのも全て足久保ティーワークスで栽培、仕上げしたお茶になります。

この地域になると傾斜の茶畑が大変そうですね。

割合としては傾斜が半分、平地が半分といった感じです。大変な地域の傾斜になると車で歩いていけず、30分くらい徒歩でかかるところもあります。その場合は本当に大変です。モノラックを使用して荷物だけ運んだりして作業するんです。

傾斜の茶畑の仕事を手伝った事があるんですが、本当に大変ですよね。これだけ大変で利益が少ないとなると、茶農家が辞めていくのは無理もないと思います。

茶農家は高齢化が凄いんです。もし辞めていくとしたら山の茶農家から辞めていくでしょう。

あのキツイ作業を高齢者にやらせるのは無理がありますよ。

そうですよね。あと、こちらでは製茶の工場見学も受け付けています。

行ってみたいです。

今の時間は稼働していませんが、よろしいですか?

店主は奥に続く扉を開けた!

凄い!

皆見る方は喜んでくれます。主に静岡県外の方が多い印象ですが。

静岡の方はあまり来られないみたいですね。

茶の加工は温度調節も大事です。寒いと時間がかかったりしてしまいます。

稼働する時期はどのくらいなんでしょう?

主に4月~6月になります。

そうなると若い技術者も経験を積む時期が限られてしまいますね。

はい、なので技術の継承が課題です。きっとどの業界もそうなんでしょうね。

工場見学を終えたボク。

お茶を淹れましょう。

ありがとうございます。うん、旨味もあるが、甘味が若干強めに感じるお茶だ。

店の目の前にある茶畑の眺めがまた素晴らしいです。山茶寛の所有の茶畑なんですか?

全てではないですが、半分くらいはウチが所有の茶畑です。先ほども言ったようにウチの茶畑はは平地が半分、傾斜が半分の割合なので、お茶の加工も分けてやるようにします。

なるほど、平地の茶と傾斜地の茶が混ざらないように分けているんですね。
(せっせっとスマホでメモるボク)

全く関係ない業界の方がこうやって日本茶を広めようとしてくれるのは有難いです。

いえいえ、ボクなんか微々たるもんです。世の中にはいろんなお茶を愛する方がいるんですよ。例えばこの方知ってます?「日本茶アーティスト茂木雅世」さん。

一緒に仕事したことありますよ。いろいろ広めようと頑張っている方でした。

ホントですか?あと他にもこういう会社だってあります。tearooomっていう会社です。書いてあるこ凄いですよ。

「資本主義、大量消費、差別、偏見・・・様々な社会課題を「お茶」を通して見てみると、解決することが多い。人と人の間にお茶という間を作れば、差別や偏見なんて生まれようがない。毎朝、自分や相手にお茶を淹れる習慣を作れば、イライラなんてしようがない。では、お茶をタダで配り続ければ・・・?おそらく、資本主義に変わる、 信用によって成り立つ社会が見えてくるはず。」

世の中には日本茶を愛する人が沢山いる。まだまだ希望はある。そして日本酒と日本茶とチーズの三つ巴のマリアージュも研究を進めています

臥龍梅 純米大吟醸 無濾過生貯原酒 愛山「開壜十里香」
神亀酒造 純米酒 辛口 神亀
高柳製茶 牧之原雫茶ゴールド
さくらのアフィネ

静岡の長島酒屋店の協力の下に見出した、日本酒と日本茶とチーズの三つ巴マリアージュ。これは素晴らしい!ずっと続くイメージした通りの味の広がりだ!

キツイ仕事であろうと、良いお茶を作る為にひたむきに頑張る姿が眩しい。世界に広まっている日本茶ブーム、そして全国で活動する日本茶を愛する同志達。日本茶に関わる人たちは皆明るく関わっていて楽しい。希望を持って頑張っていこう。なんとかして煎茶の需要を高める道を見出すべく癒しと日本茶とそして日本酒を巡る旅は続いていく。

窓の風景その62